Wellcome to Refill Maniax

●高校時代に出会った一冊の手帳からスタートして以来、40余年を越えて途切れることなく続く私の手帳ライフは、常に「書いて忘れ、書いて覚える」ことの繰り返しであった。能率手帳、システムダイアリー(SD)を経て、1988年にたどり着いたバイブルサイズのシステム手帳は、第二次ブームのさなかであったと記憶している。
●ボールペンに始まり、鉛筆、細字の万年筆からロットリングへと移りながら、システム手帳を使い始める時点で、それまでのSDリフィルに近いフォーマットを探したが見つからず断念。自作する方向へと大きく動き出した。コクヨの横罫リフィルに縦の区切り線を入れたりしたのだが、デイリーでこの作業はさすがにしんどく、リフィル自作は、この手間を省くためのてっとり早い解決策であった。
●ルーズリーフやSDでバインダー式には慣れていたため、面積が大幅に増えたことにより、メモ魔の本領を発揮しまくった。やがて時代はアナログからデジタルに移り、より試行しやすく錯誤しやすくなり四半世紀を越えた現在でも、途切れることなく快適なリフィル生活を続けている。
●一日の生活を記録する「生態観察図鑑(デイリーリフィル)」から、人生を見渡す「自分史年表」まで、ミクロとマクロにまたがる時間軸の間で様々なタイプのオンリーワン・リフィルが、仕事や趣味をはじめとした生活の全方位で快適な日々を支えてくれる。
●見方を変えることで新たなリフィルが加わり、思いもしなかった視界が開ける快感は一度味わうとやめられない(長い目で見れば、リフィルを自作する手間ひまはほんの一瞬に過ぎない)
 まさに『バイブルサイズの小宇宙』と呼べる所以である。
【リフィル作成名人・レジェンド石井氏のウェブサイト。各種リフィルフォーマットやその作り方などが詳細に紹介されている】