R-style » 書評 「人生は1冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之)

再読というのは実に不思議なものだ。何度か読むことで、ようやくその本の「エキス」を引き出せる事もあるし、その本のまったく別の側面を見つけることもできる。あなたの人生は「再読」することができるだろうか。本書はあくまでもアナログのノートにこだわっている。アナログノートとペンだけあればとりあえず始められる「ライフログ」というのは始めやすいと思う。序章  ライフログノートで体験を「資産」にする
第1章 ただ行動を記録することの意外な効果
第2章 ノートを自分の分身にする
第3章 どうやってノートに残すか
第4章 何をノートに残すか
第5章 どう継続し、読み返し、活用するか
付録  ライフログノートを補助するツール23「ライフログノート」を書き残していくことは「人生の航海日誌」を作る事であるとともに、次の進路に向けたチャート作りへの土台にもなっていると思う。過去を現在につなげ、そこから未来を想像する。そういう道順を辿るためには「過去」を記録に残していくしかない。