スーパー個人の時代がやってきたYaYaYa!「IDEA HACKS!2.0 67点(100点満点中)」:Blogで本を紹介しちゃいます。

今までのハック1.0は、方法を取り扱ってきました。それは一歩間違えるとスキル至上主義になりかねないものをはらんでいたことは、ここで認めたいと思います。◆もらう、ではなく、あげる
何を得られるかではなく、何を贈ることができるのか。問いを180度回転させ、報酬ではなく、贈与を優先して考えることによって、その人は「運」をつかむことになります。
◆先入観を取り払うことで、アイディアの種を見つける
現場に入る前に情報武装すると「自分のオリジナルのアンテナ」を下げてしまうことになります。それは独自のアイデアを殺してしまうことになりかねません。まずは、本も読まず、ウェブで検索もしないで、「素人の目」を大事にし、「自分オリジナルアンテナ」に引っかかった発見や疑問を大事にするようにしましょう。実はその情報こそ、アイデアの種になることが多いのです。
不要なものを捨てることと、物事がうまくいくことの間には、直接的な関係がなさそうに見えますが、実は深く関係しています。余計なことにとらわれることがなくなるので、正しい判断を下せるようになり、物事がうまくいくのです。
◆身体の拡張とアイディアの発芽
自分のやったことの結果がすぐに見える状態にしておくことも、フロー状態を作り出すポイントです。やった結果が一週間後に分かる、というのでは、人は没頭することはできません。やったことがすぐ結果として見えることが重要なのです。
優れたアイデアは、常に「想定外」です。想定できていたのであれば、考える必要がありません。
◆アイディアと能力について
自分の能力を人のために使おうとすると、さらに自分の能力が発揮されるという体験です。
自分の持っている時間を場に「与贈」することによって、場が豊かになり、豊かになった場からまた与贈される。この与贈する循環が生まれることで、場と個人が豊かになっていくのだというのです。
◆スーパー個人の時代がやってきた
普通の個人が生み出す表現やアウトプットが優れていて、ソーシャルメディアをうまく使うことができたなら、誰にでも有名になるチャンスもあるし、個人で稼げる可能性が開けてくるのです。
◆一本道のキャリア思考をやめる
僕たちは無意識にキャリアというものが「一本道」であるかのように考えています。草原をひた走る「単線」の線路のようなイメージです。実はこの「単線キャリア」発想が多くの弊害を生みだしているように思います。(中略)しかし、これからはこう考えたいのです。仕事だけでキャリアを形成するのではなく、本来やりたいことをもう一ライン走らせて、キャリアを複線化する、と。
◆ライスワークとライフワーク
僕たちは当然、ご飯を食べていくために仕事をしています。これを「ライスワーク」と呼びましょう。一方、自分のやりたいと思うことを人生をかけてやり遂げる活動を「ライフワーク」と呼ぶことにしましょう。
僕らが気づいた点は、①コミニュテイに対して、売り上げではなく、信頼をあげること、②時間はかかるけれども、途中であきらめずやり続けること、③そして、いきなり、お金儲けをしない、といったこれまでのマーケティングの常識では考えられないことでした。クラウド上のコミニティマネジメントの基本は、信頼と感謝を育んだ結果、はじめてマネタイズできる、古くて新しい形なのです。