人生を変える「転機」を招く、4つのチカラ:日経ウーマンオンライン【「自分を変える!」プログラム】

変化を起こしたいときには、
(1)自分の進むべき道を“直感”し、
(2)選択肢の中から正しいものを“決断”し、
(3)それを実際の“行動”に移し、
(4)状況に合わせて柔軟に“変化対応”する――
という4つのプロセスとそれをバックアップする力が必要です。
この4つの中でも、特に注目したいのが「直感力」だ。一流のアスリートほど、逆境を乗り越えたり、チャンスをつかむときに直感力をフル活用している。
仕事で得たデータや経験はしっかりと左脳に積み重ね、最終的な決断は右脳を働かせ、直感で決断する。
なかなか物事を決められない人や一歩を踏み出せない人こそ、普段から直感力を磨く努力をしてほしい
「右脳」を活性化させる習慣で直感力はUPする
「直感は決して当てずっぽうや、ヤマカンではない。経験を通して培われる力なんです」と、児玉さん。「いい直感」を浮かび上がらせるためには、新しい経験をして日々、右脳に刺激を与え続けることが大事だという。普段の行動や習慣がパターン化している人は直感力が衰えている可能性がある。「毎日違うお店でランチする、普段読まない雑誌を買ってみる、初対面の人と会う…など、自分のパターンをあえて崩すような行動を心がけて」(児玉さん)
また、中島さんがWOMAN世代に磨いてほしいのは仕事をするときに使う「攻めの直感力」だという。「女性はこれはやめたほうが安全…といったリスク回避の直感については、もともと優れていると思うんです。しかし、これからは、新しいビジネスチャンスを発見するような、前向きな直感力が必要になる。目の前の仕事だけでなく、世の中全体のトレンドにアンテナを張ることが、仕事でステップアップするための直感力を磨いてくれると思います」(中島さん)